<Header>
<Author: 韋元旦>
<Title: 興慶池侍宴應制>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 興慶池（こうけいち）にて宴（えん）に侍（じ）す 　應制（おうせい）>
<BookPage: 43>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
滄池漭沆帝城邊，
殊勝昆明鑿漢年。
夾岸旌旗疏輦道，
中流簫鼓振樓船。
雲峰四起迎宸幄，
水樹千重入御筵。
宴樂已深魚藻詠，
承恩更欲奏甘泉。
<End Poem>
<Translation>
あおずんで深く、ひろびろとたたえた池は長安城内のかたほとりにある。 これは漢代のむかし、わざわざ掘らせた昆明池などと違って、自然にできたところがまさっている。岸べには左右に旗さしものが立ちならんで天子の行幸の道がひらけ、池の中心には樓船がうかべられ、そこではいみじき音樂がかなでられて餘韻がなりひびいている。四方から雲の峯がわきおこって、幕をはりめぐらした御座所を迎えるかと見れば、また水ぎわに幾重にも茂った木々が御宴の席にはいってくるかと思われる。
酒宴の興が進むにつれて、いにしえの周王のうたげに君臣がともどもに楽しんだありさまを詠じた詩經の魚藻のにならい、側近の方々が勅命を畏み、それぞれ詩を作ってさしだされた。そこで、君のおん恵みを受けたわたくしも、さらに揚雄の「甘泉の賦」のような主意のものをつくって獻上し、御代の榮えのかぎりないことをことほぎたいと思う。
<End Translation>
<Formatted Translation>
あおずんで深く、ひろびろとたたえた池は長安城内のかたほとりにある。 
これは漢代のむかし、わざわざ掘らせた昆明池などと違って、自然にできたところがまさっている。
岸べには左右に旗さしものが立ちならんで天子の行幸の道がひらけ、
池の中心には樓船がうかべられ、そこではいみじき音樂がかなでられて餘韻がなりひびいている。
四方から雲の峯がわきおこって、幕をはりめぐらした御座所を迎えるかと見れば、
また水ぎわに幾重にも茂った木々が御宴の席にはいってくるかと思われる。
酒宴の興が進むにつれて、いにしえの周王のうたげに君臣がともどもに楽しんだありさまを詠じた詩經の魚藻のにならい、側近の方々が勅命を畏み、それぞれ詩を作ってさしだされた。そこで、君のおん恵みを受けたわたくしも、さらに揚雄の「甘泉の賦」のような主意のものをつくって獻上し、御代の榮えのかぎりないことをことほぎたいと思う。
<End Formatted Translation>